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2008年1月21日 (月)

「水がに」

(上)通常のずわいがに、(下)水がに

12月21日の福井県、石川県に続いて、1月17日に、山陰地方で「水がに漁」が解禁となり、18日より福井市場に入荷が始まりました。 
山陰地方では、「水がに」は「若松葉」(若い松葉がにの意味???)と呼ばれています。 鮮度を重視しているため、「日帰り漁」が中心で、福井市場には、ほとんどが「生」の状態で到着します。
「水がに」は、脱皮して殻が完全に硬くなる前のずわいがにのことで、写真のように、腹側から見ると、「ずわいがに」の殻が黄色味を帯びているのに対して、「水がに」の殻は透き通っていることで見分けることができます。
「水がに」は、身の「みずみずしさ」が大きな特徴で、通常は刺身で食べられますが、福井には昔から、茹でて食べる習慣があります。 身離れがよく、殻から「ズボッ」と簡単に抜けて食べやすいので「ズボがに」の愛称で、大変人気があります。 最近では、「茹でたてのあつあつ」を食べさせるお店も増えて来ています。
「水がに」はこれからどんどん美味しくなり、3月20日まで、漁は続きます。
(鮮魚部・近海物チーム・谷口)

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