「福井・石川の水がに漁が解禁になりました!」
11月6日のずわいがに漁の解禁に続いて、12月21日に、福井県、石川県の年末の風物詩、「水がに漁」が解禁となりました。
23日に越前港で水揚げされた「水がに」を、越前町の各業者が、24日朝のせりに間に合うように茹で上げて出荷しました。鮮やかなオレンジ色の「茹で水がに」が、9ヶ月ぶりに、せり場にずらりと並べられました。
「水がに」とは、脱皮して甲羅が硬くなる前の「ずわいがに」のことで、身の詰まり方こそ通常の「ずわいがに」には及びませんが、手ごろな価格と、茹でたもののジューシー感が、最大の特徴です。地元では、身が「ズボッ」と簡単に抜けることから、「ズボがに」の愛称で、大変人気があります。
越前港の初日の水揚げでは、例年に比べて小型サイズが多いのが目立ちました。今シーズンは、少々安値でのスタートとなりましたが、年末に向けて、少しづつ相場は高くなります。
「水がに」は、「生」での出荷は少なめで、そのほとんどは、越前町をはじめ、地場での消費が中心となります。
「水がに」の旬は、1月です。味良し、価格良しの「水がに」は、まさに庶民の冬の味覚の王様といえるでしょう。
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