幻の魚「水魚」の正式名称は「ノロゲンゲ」といいます。底引き網漁の魚として、これまではあまり評価されませんでしたが、最近は、テレビや雑誌でも注目されるようになりました。
体全体が、ヌルヌルしたゼラチン質の粘液で覆われています。身は白身で淡白なため、見た目の不気味さとは異なり、色々な食べ方で美味しく食べることができます。輪切りにしてお吸い物にしたものがイチオシで、甘エビの頭を加えると、一段と甘味が増して美味しくなります。
干物もこれまた絶品で、市場にも入荷します。まさに今が旬! 是非、一度お試しあれ。
(鮮魚部・近海物チーム・千本)
東京の者です。先日、金沢で観光の際、近江町市場で初めて見て、わー、これどういうものなんだー? ととても興味を持ちました。情報ありがとうございます。その「輪切りのお吸い物」の写真もここにあるといいですねえ。
投稿: ぽて | 2009年11月 6日 (金) 16:30