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2007年12月17日 (月)

「棒だら」

棒だら

棒だらとは、北海道近海(主に根室沖)の「真だら」を2ヶ月~2ヶ月半、寒風で干し上げたもので、この間に独特の風味が付くと共にミネラル等の旨み成分が生成します。
流通する製品には、水戻し(5日前後)で柔らかくなったものをカットした製品や味付け製品があります。 味付け製品の場合には、助宗だらを使用することもあります。 味付けは、しょうゆ・酒・味醂等でことこと煮るだけで、家庭でも簡単に出来ます。 美味しく仕上げるためのポイントは、マメに灰汁を取ることです。
味付製品を購入すれば簡単ですが、スローフードが注目されている昨今、今年はカットした「水棒だら」をご購入いただき、ご家庭でも一度挑戦されてはいかがでしょうか? 
関西では、11月に「棒だら市」が立ち、全国相場を決定するとともに、冬の風物詩になっています。
(特殊塩干部・塩干チーム・渡辺)

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