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2009年10月16日 (金)

「ほき」

ほき

 「ほき」はタラ目マクルロヌス科の魚で欧米・ヨーロッパで非常に人気の高い魚です。

 主にチリ・アルゼンチンといった南米やニュージーランドの水深200~700mに棲息しており、成長すると全長1m以上になる大型魚です。

 ニュージーランドの現地名をとって「ほき」と名づけられました。

 年間43万tの漁獲があり、そのうち2万5千tが主に船上で凍結された高鮮度のフィーレ商品として日本に搬入されています。

 多くの方は「ほき」という魚の名前を聞いたことがなく、馴染みの無い方が多いと思いますが、フィッシュバーガーに使われる白身魚フライやかまぼこ・ちくわなどの原料に使われ、日本の食卓を陰で支えています。

 最近ではムニエルや鍋商材に使われるなど、用途が広がっております。

 「ほき」の身は、繊維質で歯ごたえがあり、臭みが全く無いのに脂の乗ったジューシーな風味が好まれ、白身魚としてなくてはならない存在です。

 食べ方としては、フライにするのが一番ですが、最近スーパーで焼き物・ムニエル用としての製品を見かけますので、是非試してみてください。

(冷凍部・谷口)

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