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2008年3月10日 (月)

「真鯛(マダイ)」

真鯛(マダイ)

言わずと知れた魚の王様で、一般的に「タイ」といえば「マダイ」のことを指します。 年間を通して福井市場に入荷がある魚で、「天然物」は九州・山陰地方からの入荷が安定しています。
マダイの旬は「春」。 3月頃から産卵期を迎えて沿岸に近づき、福井近海では4月~5月に漁獲量が多くなります。 この時期のメスはとりわけ美しい色となり、「桜鯛(サクラダイ)」と呼ばれ、脂がのってきます。(サクラダイという全く別の魚もいるので、注意して下さい。)
「マダイ」は盛んに養殖が行われて市場に出回っており、その流通量は、なんと「天然マダイ」の数倍にもなります。 最近は養殖技術の進歩で、見た目は「天然マダイ」に近く、味は日本人好みの、脂ののった「養殖マダイ」が出てきています。
食べ方も豊富で、「マダイ」1尾を買ってきた場合、あるいは釣ってきた場合、内臓以外はほとんど捨てるところがありません。 身はもちろん白身で、「刺身」や「ムニエル」などが美味。 頭は塩焼きや煮付けで、アラはうしお汁やチリ鍋がお薦め!
このように、大変美味しい「マダイ」ですが、「鯛も一人はうまからず」と言う通り、できるだけ皆でにぎやかに食べたい魚ですね。
(鮮魚部・刺身物チーム・山下)

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