「桜鱒(サクラマス)」
見た目も大変美しく、食べてももちろん美味しい「桜鱒(サクラマス)」、福井では、海を回遊した後、3月~4月に産卵のため川に遡上しようと集まって来たものが、主に「定置網」で漁獲されます。 人気があるのに漁獲量は少ないので、いい値段がつきます。
「サクラマス」の食べ方は、「るいべ(凍らせたものを薄切り)」にして、わさび醤油やポン酢醤油でいただくのが一番。 脂の乗った身は、口の中でトロリととけてしまいます。 もちろん、富山の名物にあるように、「鱒寿司」にしても絶品。 その他、どんな食べ方をしても、美味しくいただけます。
ところで、「サクラマス釣り」といえば、福井県の九頭竜川が全国的に有名です。 1990年、九頭竜川中部漁協が全国で初めて「サクラマス」と明記した遊魚証をルアーとフライによる釣りに対して発行しました。 以来、「サクラマス釣り」のブランドリバーとして、毎年全国から多くのアングラー(釣り人)が訪れています。
また、1994年に「サクラマス・アンリミテッド」が結成され、稚魚・幼魚の放流や河川清掃を行ってきました。 今年も4月27日(日)に「春の放流会」が行われます。 ご興味のある方は、http://sakuramasu.org/ をご覧下さい。
(開発部・村中)
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