「秋鯖(秋サバ)」
日本近海で獲れる真鯖(マサバ)は、夏に産卵した後たっぷりえさを食べて秋には丸々と太り、その粗脂肪率は、春の約2倍の20%にまで達します。だから、今の時期に獲れる「秋鯖」は1年中で一番美味しいのです!
その美味しさは、昔から「秋鯖は、嫁に食わすな!」と言われるほどで、鮮魚としてはもちろん、加工用の原料としても大変人気があります。
ここで、美味しい〆鯖(しめさば)づくりのポイント。
- 鮮度のよい秋鯖を3枚に卸し、腹骨を取り、軽く振り塩をして1時間おく。
- 浮き上がった水分をキッチンペーパーで丁寧にふき取る。
- 昆布を加えた酢に、1時間漬け込む。
- 酢からあげ、余分な酢をペーパータオルでふき取り、冷蔵庫で保存する。
- 食べる直前に薄皮と中骨を取って、適当な厚さに切る。
- お好みで、しょうが醤油やわさび醤油を添えて。
秋の魚のスーパースター「秋鯖」の「〆鯖」を、是非ご家庭でお楽しみください。 (鮮魚部・近海物チーム・西川)
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