「蒲鉾(かまぼこ)」
福井のお正月には、蒲鉾が欠かせませんが、お正月用の蒲鉾の大きな特徴は、
1.キ印 2.大板 3.焼き の3つです。
- 「キ印」とは、通常のスケトウダラ以外に、強い弾力の出るシログチが入っている蒲鉾のことを言い、おめでたいお正月を「喜ぶ」から転じて「キ印」になったと言われています。
- お正月用の蒲鉾は1本で500g近くもあり、通常の蒲鉾(小板90g、中板190g)に比べて非常に大きく、「大板(おおいた)」と呼ばれています。 昔の大きな重箱の高さに合わせて作られたために、山の高さが非常に高くなっています。
- 福井では、蒸した後で表面を焼く「焼き蒲鉾」も大変人気があります。 香ばしさが特徴で、結婚式などの慶事で紅白の蒲鉾が使われるのに対して、焼き蒲鉾は、法事などの仏事で使われることがあります。
もうあと少しで、年が変わります。 お正月用に、是非3種類の蒲鉾をご用意ください。
(開発部・村中)
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