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2007年10月 1日 (月)

「甘えび」

甘エビ

学名をホッコクアカエビといいますが、福井では「甘えび」とか「赤えび」といわれています。
1年中漁獲されますが、旬は秋から冬です。漁場が近く鮮度抜群なので、刺身や寿司にして食べられますが、文字通り、その身の「甘さ」が最大の特徴です。もちろん、殻ごと油で揚げても美味しくいただけます。
興味深いのは、4歳までは雄として成熟し、その後はすべて雌に性転換します。寿命は10年くらい。産卵期は3~4月で、エメラルドグリーンに輝く卵は、塩辛などにして食べると、また格別です。
(鮮魚部・近海物チーム・田中)

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